2019/04/07 17:22

長年、小学校の教諭、担任、産休補助、非常勤講師、個別指導、特別支援の専門員をしながら子どもの様子をみていると最近、下記にあげた症状が気になる子どもが多く見られます。  また、言語に関する問題を抱えている子どもが多いことが下記のグラフから伺えます。
         ⭐︎ 聞き違いが多い
         ⭐︎聞いた事をすぐに忘れる
         ⭐︎指示の理解が難しい
         ⭐︎単語は理解できるが、文章として理解できないなど…
  代表的な特徴としては、聞いたそばから忘れてしまう」この傾向は自閉症スペクトラムの子どもに多くみられる 。自閉症スペクトラムの子どもは、耳から聞いて言葉をそのまま記憶する能力つまり「聴覚的短期記憶」が低い為です。このような子どもの指導方法は個別指導で定着させることが必要です。家庭では机上の勉強ばかりでなく、親と子のコミュニケーションを増やすことをオススメします。方法はテレビを見ていての感想や本の読み聞かせをしながらお話の内容を話して聞いていく、
お手伝いをさせる、お買い物等を経験させたり、ごっこ遊びやゲーム感覚での電報ゲームを親子や家族で遊ぶ機会を増やし、会話を活性化させることで親子のふれあいを多くする事が重要です。

 明日から、 新学期がはじまります。子ども達も保護者の皆様も新しい環境に不安で心配事が多い季節となりますが、お子様の日々の様子をよくみてあげてください。もし何かお子様の様子に気になる行動がみられ、ご心配がありましたら、担任や専門職の先生方にご相談ください。下記のお問い合わせにも(山田)ご相談ください。
お問い合わせ:  世田谷区三軒茶屋2-49-6    フドウ三軒茶屋ハイツ106 号  
 一般社団法人ポップ・キミー  携帯080-1223-5984