2017/07/16 16:40

 マシュマロ実験(マシュマロじっけん)、またはマシュマロ・テストとは?
子ども時代の自制心、つまり「我慢  がまん」と将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験です。
スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル(英語版)が1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した。
方法1個目のマシュマロをすぐに食べずに我慢する(=目先の欲求を辛抱する)と、2個目のマシュマロが貰える(=将来のより大きな成果を得る
結果】について以下のようなことがわかった。 
4歳時点でマシュマロ・テストをクリアする子供は人生に成功する? 
将来のより大きな成果のために、自己の衝動や感情をコントロールし、目先の欲求を辛抱する(Delayed gratification)能力(=自制心)が高いと4歳時点でマシュマロ・テストをクリアする子とクリアしない子を追跡調査し、大学進学適性試験(SAT)の成績を比較する 、人間社会において成功しやすいということが既に立証されている。
4歳時点でマシュマロ・テストをクリアした子どもたちのほうがSATの成績が優位に良かった。  
2個目のマシュマロをゲットするのはペーパーでは3人に1人くらい(33%が成功)
SATの成績とマシュマロ・テストは、幼児期IQよりも強く相関するらしい。
あなたのお子さんはどちらでしょうか?  
   参考書(成功する子、しない子  早川書房)